2017年– date –
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心理カウンセラーが自己の経験を活かすカウンセリングを行う理由
心理カウンセラーとてしての私が受け賜わっている相談内容は、今までの私の人生の、自己の経験が活かせる相談内容です。 そして、自己の経験が活かせる相談内容とは ・今までの人生経験が活かせる ・学び、納得した心理学の知識が活かせる ・心理カウンセ... -
心理学を学ぶ意義とリスク
人が心理学を学びたい気持ち、興味を持つ、その動機、その目的は、どのようなものでしょうか。 心理学を学ぶ様々な動機とリスクについて 1.心理学・心に漠然と興味がある 純粋に心理学に興味がある 何か心理学、心、この言葉に惹かれる。 私は20歳前後の... -
注意が怒りへ変わる時
人は人の行動を見て、その行動は間違っている、良くない、危ない等感じ、思った場合、その他者の行動に対して、注意をすることがあります。 子育て、職場の上司・先輩からの注意等、様々でしょう。 人に対する注意が怒りの感情に変わる時 Index 1.注意をす... -
不満と怒りと諦めから生じる破壊の心理
私たちは、心に強い不満を抱きながら生きている時があります。 不満とは直接的な攻撃的なエネルギーではありませんが、心に不満な状態が続く、または、、日々の不満に耐えきれなくなると、不満は破壊的なエネルギーとなることもあります。 不満の心の扱い... -
おとなしい人が怒るとなぜ怖いのか
普段、物静かで、おとなしい人が怒ると怖い(恐怖を感じる)と言われることがあります。 普段おとなしい人というイメージのある方が、怒ると、そのイメージが崩れ、怖いと体験された方もおられることでしょう。 また、おとなしい人が怒り恐怖を感じるのは... -
礼儀正しい子と対人関係能力(礼儀正しさという自己防衛)
私が中学時、父から礼儀正しいとほめられたことがあります。 何も嬉しくはありませんでしたが。 当時は学校内での行事の中止等、緊急連絡網があり、一軒、一軒、連絡網に従い、固定電話で、緊急の連絡を回していくのです。 (メールもなかった時代です)。... -
礼儀正しさと思いやり
礼儀とはマナーであり形式、礼儀に思いやりがあればベター Index 1.礼儀とは何か 2.礼儀が人に与える印象 3.礼儀は形・思いやりは心(形だけで心が入っていなければ礼儀正しさの魅力は半減) 1.礼儀とは何か 礼儀正しい人。 まず、礼儀とは何か? 国語辞典... -
【カミングアウト】重要性と理解されないリスク
カミングアウトと効果とリスクについて考える 1.カミングアウトの効果と重要性 自分が何らかの悩みを抱え続けている時、その悩みを友人、仲間にカミングアウト(話す、相談)することにより、その悩み、また悩みを抱えている自分が受け入れられた時、その... -
心に悩みを抱えている彼女を助けたい
心の問題を抱えている彼女に近づき、その彼女を助けたいと強い動機を抱き、関係性を強化、維持する恋愛もあります。 これは、男性、女性、共にあります。 今回は心の悩みを持つ女性を助けたい、男性について書きたいと思います。 なぜ心に問題を抱えている... -
親切は偽善なのか?人として当然の行為
人が人に親切な行いをすることは、偽善なのでしょうか? そんなことはないと断言しますが。 でも、考え過ぎる人は次のように仰るでしょう。 私は本当は・・・。 「感謝されたいため」 「ありがとうの言葉が欲しいために、行っているのです」 親切な行為が... -
友達の幸せを喜べない・比較と嫉妬の心理
人の幸せが喜べない。 身近な人の幸せが喜べない。 それゆえに、自分の心は汚い、ひねくれている。 と、思われてしまう方がおられます。 この悩みについては年齢、性別を問わないでしょう。 そして、人の幸せとは、その人は身近な存在である、友達であるこ... -
他者に必要とされることの大切さ(喜びと自己犠牲)
以前テレビ番組で、孤独を抱えている(統合失調症)方が、「他者に必要とされる嬉しさ」を、語られていたことを見たことがあります。 逆に書くと、「誰にも必要とされない虚しさ」。 「他者に必要とされる嬉しさ」、「他者に必要とされる大切さ」、私も同... -
心を閉ざしている人が人間関係を壊す時(心の開け方が分からない)
心が閉ざしている人がいきなり心を開き、人間関係を築こうとすると、人間関係を壊す時があります。 心を閉ざしている人。 自分の意見が言えない、コミュニケーションが続かない等、人間関係が築けない方が、何かのきっかけで、話しやすい人、理解してくれ... -
強迫性障害の心理カウンセリングを受け賜わっていない理由
強迫性障害のカウンセリングと私の心の問題 心理カウンセラーとしての私は、自己の経験を重んじて、心理カウンセリングを受け賜わっています。 〇〇症、〇〇障害、〇〇病気等、心の病気(精神疾患)といわれる治療のためのカウンセリングは受け賜わってお... -
役割が人を育てる|責任を果たす行動の結果成長する
私たちは社会生活をおくるうえで、必ず、何らかの役割を与えられます。 もしくは、役割を自分自身が創る場合もあるでしょう。 そして、役割は責任を持って果たさなければならないものとなります。 この、役割を責任を持って果たすことが、人を成長させるの... -
真の自由は存在しない
私たちは自由を満喫しているのでしょうか? 自由。 何をしても自由。 このような、自由の世界に私たちは生きているのでしょうか。 自由とは何か:自由について考える 社会システム上・自由とは制限の中にある 残念ながら、私たち、日本人の自由行動は、法... -
事実と真実
事実は1つ(真実は事実に対する各々の解釈) 事実と真実、混在されがちな2つの言葉ですが、明確な違いがあります。 まず、事実。 起こった事、出来事、そのものを示します。 したがって、誰が見ても、事実は(起こったことは)不変であり、訂正出来ない... -
子育ての経験がない人は成長しないのか
子育ての経験がない人は成長しないのでしょうか? 逆に書くと、子育ての経験は人を成長させるのでしょうか? 父母になることは、人としての成長をもたらすのでしょうか? まず、このことを考える際に大切なことは、次の2つです。 子育ての経験がない人は... -
親が子供に対してパートナーの悪口を言う子供の心への影響
夫婦仲が良くない時、パートナー(夫or妻)の悪口を、子供に言い聞かせる、話し続ける場合があります。 それだけパートナーに不満を抱えておられるのでしょう。 でも、子供にパートナーの悪口を言い続ける、聞かされ続けた子供への心理的影響、人生の問... -
夫婦喧嘩がもたらす・子供の心への影響
子供にとっては夫婦喧嘩とは恐ろしいものです。 自分よりも力の強い大人2人が、大声を出して言い争い等をするのを目のあたりにします。 しかも、言い争う2人は、大好きな父親と母親です。 子供が夫婦喧嘩より受ける、怖さ、恐怖、不安、ダメージは相当な... -
夫婦喧嘩・喧嘩をするほど仲が良い?
夫婦は喧嘩するほど仲が良い、と言う人がます。 本当にそうなのでしょうか? もちろんここでの夫婦喧嘩とは口喧嘩のことで、取っ組み合いの喧嘩ではないと思いますが 喧嘩するほど仲が良い。 私は喧嘩とは平常心を欠き、攻撃性にもとづき、感情的に相手を... -
子供時の安定安心な家庭が自己肯定感の基盤となる
子供時の体験が自己肯定感を育てる。 よく聞く言葉です。 確かに、子供時の体験、成功体験は自己肯定感、自信の獲得にとっては大変重要です。 自己肯定感と子供時の家庭・家族関係の影響について Index 1.嫌々習い事、出来ない事を経験しても自己肯定感は... -
人生に期待しない・それは自分に期待しないこと
「人生に期待しない」 この言葉を時折、あちらこちらで聞くことがあります。 人生に期待しない。 ものすごく重みのある言葉です。 人生に期待しない:言葉の意味すること Index 1.人生に期待しないとは自分に期待しないこと 2.人生に期待が見つけられない... -
忘れることの大切さ・忘れる力は生きる力となる
覚えておかなければならないことは、覚えておかなければなりません。 しかし、忘れる方がよいことも沢山あります。 とくに嫌な思い出、不快な記憶はさっさと忘れるのが一番ですが、どうも、人とは嫌なことを強く記憶してしまう傾向があるようです。 私は未... -
子供時を振り返る時・心の注意点
私たちは過去から来ています。 正確に書くと、過去の親子関係、環境の影響を1つの土台(他に遺伝の問題もあります)として、今に存在しています。 そして、私たちは今に生き辛さを感じ続ける時、なぜ、自分は生き辛いのか(その問題が経済や体調でない限...