自分の性格を変えることが出来るのは自分だけ
私の経験から書きます。
私は親子関係から、様々な性格の悩みを抱えてきました。
自分の性格を変えるのは自分の脳を進化させること
Index
1.自分の性格を変えるとは脳内を変える進化させることと同意
2.性格を変えるためには他者の力も必要
3.性格を変えるためのチャレンジと居場所を持つ大切さ
1.自分の性格を変えるとは脳内を変える進化させることと同意
私以外の人も皆、様々な性格の悩みを抱えておられるとは思いますが、性格の悩み、その悩みから、自分を立て直すことが出来るのは自分です。
(もちろん他者の力も借りるのですが、まずは自分在りきです)。
何と無常な。
何と非情な。
と、思われる方もいらっしゃるでしょう。
でも、自分の性格とはどこに存在するのか。
自分の脳内です。
私の過去の悩みである、対人関係がうまく築けず、生き辛いという性格も、脳内において、子供時の家庭環境と成育歴の影響からつくられたと、考えています。
こう考えると、子供を育てるのは親。
自分の性格の責任は、親にあるとも考えられますが。
しかし、親の責任にしても何も解決しません。
自分を変えるのは、自分の脳を変えるのと同じです。
脳の何がどう変わるのか、説明は出来ませんが、思い込み、行動パターン、コミュニケーションスキル、対人関係能力、これらは幼児期・子供時から成長とともに学習します。
どこが学習したかと言うと、脳なのです。
さて、自分の生き辛い性格の責任を親の責任としても、解決は難しく、自分の脳に変化を起こせるのは、自分だけです。
すなわち、自分の性格を変える、自分を立て直すことが出来るのは、まずは自分です。
2.性格を変えるためには他者の力も必要
しかし、性格に変化を起こせるのは、自分だけと書きましたが、正しくは、今後、他者といかなる関係性を結ぶか、他者のなかでいかに在るか、これによって変わります。
したがって、自分の性格を変えるには、他者の存在、他者の力、他者のエネルギーを借りなければならないのです。
私たちが性格の悩みで悩むとすれば、人間関係の悩みは多いと思います。
そして、人間関係の悩みの改善は、人間関係を通じて行うしかないのです。
それでは、カウンセリングは不要ではないかと思われるかもしれませんが。
カウンセリングもカウンセラーとご相談者様との人間関係です。
そして、私のカウンセリングでは、言語を介したサポートが出来ます。
仮に人間関係が築けない性格の悩みであれば、思い込み、考え方を変えるために、自分が気を張らない人間関係とは、どのような関係であるのかを一緒に考えたり、そのためにはどうすれば良いのか、行動、コミュニケーションについても、最善を尽くしてお伝えいたしますが。
初回のカウンセリングでは、ここまでです。
次は、ご相談者様次第。
自分の性格を変えることが出来るのは、まずは自分です。
3.性格を変えるためのチャレンジと居場所を持つ大切さ
人間関係の悩み、性格の悩みであれば、その問題が生じている関係において、カウンセリング等で学んだ、新しい考え方を念頭に、その考えにもとづき、人との関係において、新しい行動と態度を、勇気を持って踏み出す。そこで何が起こるか感じる。体感です
勇気を持って一歩を踏み出す。
これが出来るのは、その人生を歩んでいる、ご相談者様だけなのです。
私は、他者の人生に、直接介入することが出来ないのです。
さて、居場所という言葉があります。
私は自分の性格を変える、自分を立て直すには、人間関係、リラックス出来る人間関係の場、居場所が必要であると思います。
今年になってから、NHK、Eテレをよく見るのですが。
例えば小学・中学時でいじめられていた経験のある方は、当時は家庭が安全な居場所であったり、習い事の友達が居場所であったり、また、ずっとキャラ変で悩んでいた高校生が、趣味の場を通じて、自分らしくリラックス出来る居場所を持てたり。
居場所は人を変える。
居場所は人生を変える。
とも、学ばせて頂きました。
私の人間関係、対人不安傾向の問題も、気の張らない人間関係、居場所により改善されました。
人が性格の悩みで悩む時、考え方の問題、行動・態度の問題、感じ方の問題で悩むとは思いますが、考え方は変更可能であり、行動・態度は新しく打ち出すことが可能です。
そして、この行動・態度を打ち出すには、今までとは違う、新しい人たちとの関係の中で行った方が良いかもしれません。
(もちろん今までの関係性のある方の中で、徐々に打ち出しても構わないのですが、いきなり今までの自分と違う自分を出してしまうと、周囲の方がびっくり、自身が不利益を被るかもしれません。いつ、どこで、誰に、どのように打ち出すか、慎重に考えましょう)。
新しい人たちとは、自分を知られていない利があり、新しい自分を創る絶好の場なのです。
そして、新しい居場所を求め、定着させるのであれば、その場に何回かは、通う必要もあります。
これらは新しい関係性を築く継続学習であり、また、新しく知り合った人に、自分を知ってもらい、理解して頂くには、当然時間がかかるのです。
新しい居場所で、この自分の方が楽と思えれば、人間関係において感じ方が変わったことになります。
人間関係の感じ方、体感は、性格の悩みで悩んでいるその方が、勇気を持って前進した時にはじめて、感じることが出来るのです。
そして、新しい居場所、人間関係で体感されたことを、今、悩んでいる人間関係の中で、徐々に発揮していき、時間をかけて定着させる。
時間をかけてイメージチェンジを図ると書いた方が、分かりやすいでしょうか。
自分が自分の性格を変えるために1つの結論
自分の性格を変えることが出来るのは、まずは自分です。
自分を立て直すことが出来るのも自分です。
そのためには、他者の存在が必要であり、リラックス出来る居場所、人間関係が必要です。
そこから、新しい展開がはじまります。
そして、脳の観点から考えると、性格を変えるとは、脳を変えること、進化させること。
自分の脳を変えることが出来るのは自分だけです。
これは、私の人生経験上から書いています。
また、私自身、納得しています。