MENU

自分1人で頑張ってしまう人の心理と問題

何事も自分1人で頑張ってしまう人。
皆で協調すればいいのに、相談しながらすればいいのに、でも、自分1人で頑張って、物事を進めてしまう人はいます。

本来、チームメンバーもいるのですから、協調しながら進めることが大切なのに。

でも、なぜ、その人は自分1人で頑張ってしまうのでしょうか?

何でも1人で頑張る人の心理の様々

  1. 責任感の強さ
  2. 人に頼ることは弱い人と認識している
  3. 他者を信頼していない
  4. 協調性がない・自分1人で決定行動したい
  5. 完璧主義
  6. 他者に相談することを知らない

1.責任感の強さ

過剰に責任感の強い人は、チーム作業、協調作業においても、自分が頑張ってしなければと責任を背負い込む傾向の人がおられます。

あまりにも責任感が強いと他者は眼中になく、自分がリーダーシップを取り、責任を果たして物事を遂行しなければならないと思い込んでしまうのでしょう。

でも、なぜ、協調作業において、他のメンバーを無視して、自分が責任を取らなければならないのでしょうか?

これは、後述する他の項目と関連性があるのかもしれません。

2.人に頼ることは弱い人と認識している

協調作業、メンバー間で協力する作業においては、企画作業問題等についてメンバー全員で話し合い、実行していくのが原則です。

この話し合いを相談、議論といいますが、自分1人で可頑張ってしまう人は、相談するという行為をする人は、他者に頼る人、そして、弱い人と認識している可能性があります。

それは、自分で決定、責任を持って実行すべきことを、自分で決定実行出来ない、弱い人と捉える傾向があるからです。

こう考えると、自分1人で頑張ってしまう人とは、「自分は強くあらねばならない」という信念を持っているのかもしれません。

その信念があるから、相談等を行う人、頼る人を弱い人と認識するのかもしれません。

3.他者を信頼していない

もし、他者を信頼出来ない、他人は信頼出来ないという強い思いを持っている人がいるとすれば、信頼出来ない他者、メンバー等に、相談するでしょうか?

「どうせ、相談してもたいした答えは返ってこない」。

信頼出来ない他者に相談することは時間の無駄と捉え、自分1人で頑張ってしまう傾向が出てしまうのかもしれません。

また、他者に相談しても、適当な態度を取られるだけで、不愉快といった思いもあるかもしれません。

もしかすると、他者を信頼せず、自分1人で頑張ってしまう人のなかには、子供時、親等に何かを相談、適当にあしらわれた、軽く接しられた、経験をお持ちなのかもしれません。

そのため、親に相談しても信頼できる答えは返ってこない。
その延長として、他者は信頼しない、信頼出来ない他者には相談しても無駄であるという思いが強いのかもしれません。

4.協調性がない・自分1人で決定行動したい

自分1人で頑張ってしまう人とは、自分1人で意思決定、実行していく人です。

これは、他者、メンバー等との協調性がない人と考えられます。

その心理背景には、他者と相談することが邪魔くさいという感覚があるかもしれません。

相談等の邪魔くさい時間を避けて、自分1人で考え、自分1人で実行したい。

その方が早く仕上がり、他者やチームメンバーの意見を取り入れるより、良いものが仕上がる。

もしかすると、協調性がないこの心理には、他者を軽くみる、蔑視の心理が働いているのかもしれません。

5.完璧主義

自分が自分の完璧主義にこだわり、完璧に行動しようとする時、他者、メンバーの存在は邪魔になる時があります。

完璧主義そのものは、問題はないのですが、時と場を選び、自分の完璧主義を抑え、メンバーとの協調を大切にする必要もあるでしょう。

そもそも、メンバー全員で何かを仕上げる時、メンバー全員の力で仕上げることが重要であり、完璧主義者が自分1人で頑張ってしまって、仕上げることはおかしな現象なのです。

完璧主義であるのであれば、自分1人で頑張ってしまうのではなく、他者、メンバーとの打ち合わせ、議論において、まず、自分の完璧主義に基づき考えを述べ、それを、メンバー全員で協議、その結果にしたがって、自己の役割における完璧主義を発揮することが大切なのではないでしょうか。

また、仕上げる作品企画等においては、その規模が大きくなればなる程、自分1一人の完璧主義で仕上げられるものではないでしょう。

あまりにも、仕上げる作品企画の大きさに対して、完璧主義に捉われると、自分1人で頑張っても完成することは出来ず、完璧主義より無力感を抱くことになるかもしれません。

注意が必要です。

6.他者に相談することを知らない

さて、自分1人で頑張ってしまう人の心理には、他者に相談するということを知らない人もいます。

他者に相談しないから、何事も自分で決定、実行、自分1人で頑張ってしまうのです。

この、他者に相談することを知らない行動心理には、子供時との親子関係、さらには、子供時の人間関係が大きく影響しているでしょう。

子供時、親や周囲に抱えている何かを相談しても、無視された可能性が高いのです。

それゆえ、以降、相談することに無力感を感じ、相談することを諦めてしまい、やがては、相談することを知らないとなってしまった。

ということが考えられます。

相談することを知らない場合は、周囲、メンバー、他者がいかに問題解決を図っているか、観察。

そして、実際に周囲に相談、相談するということを学ぶことです。

この経験を積み重ねることにより、相談して物事を解決して実行した方が楽と思えるでしょう。

以上、1人で頑張ってしまう人の心理と問題でした

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!