じゃれ合うことから手加減を学ぶ
遊ぶ:じゃれ合うことから手加減を学ぶ
動物の子供がじゃれ合うシーンを見られたことはあると思います。
じゃれる。
遊ぶ。
たまに噛みついたり、噛みつかれたり。
しかしこの行為は、動物の子にとっては大切なことで、どこまで噛まれると痛いか。
どこまで噛むことが適切なのか。
自分はどれ程度の力で噛めばいいのか、じゃれ合いながら、身を持って学習しているのです。
人間の子も、子供同士で遊びます。
遊びを通して、自分がどこまで相手に何をしていいのか、手加減を学びます。
体に触れる小さな暴力、また、相手に対する心が傷つく言葉。
小さい子が、遊びから通して学ぶ大切なことは
人としての基本である、相手の立場に立つ
手加減を学ぶことかなとも思ったりします。
さて、大人同士でも、意図的ではないにせよ、言葉等で傷つけ合ったりします。
これによって、どういうことが、他者を傷つける、言葉か態度か、常に学習しているのでしょう。
このような言葉で自分の心は傷つけられた、だから、自分以外の人には、このような言葉は投げかけないようにしよう。
相手を傷つけてはいけない。
手加減を学ぶ。
こう考えると
私たちの成長には、他者が不可欠であり。
他者の存在なくては、自己の成長がないのでしょう。
人との関わり、関係性を持つことは
小さい子供から、大人まで大切なことなのです。
人間関係は学びの場と言っても
過大評価ではないと思います。