情に流される恋愛
自分を大切にしていない恋愛(情に流される恋愛)
情に流される恋愛。
押しに弱い恋愛。
断ることに罪悪感を感じる。
そのため、複数の人と付き合ってしまうこともあると思います。
だらしがないからではありません。
複数の人の気持ちが分かり、断ることによって相手を傷つけることを恐れてしまうからです。
おそらく、この恋愛のパターンは、人生の選択のパターンの延長でしょう。
私たちは、自分の意見を延べ、嫌なものは断り、拒絶する権利を持っています。
その結果、相手が傷つくことが分かっていても、やはり、自分を大切に、自分の意思を大切にしようという気持ちが動くものです。
でも、常に自分の意思を言わない、我慢する、嫌なものでも拒絶をしない人生を送っていると、その延長で恋愛においても、お付き合いを断れない現象が生じるのではないでしょうか。
そして、お付き合いの申し出を断って、相手の心を傷つけたくない思い。
さて、「優しさ」という言葉があります。
「優しさ」とは、自分に正直に、相手の気持ちも考慮したうえで発揮出来るものではないでしょうか。
自己我慢が優しさとは思えません。
自己犠牲的な振る舞いを優しさとは思えません。
情に流される恋愛をされている方は、まず、自分の私生活から自分の意思、意見に大切に、それを周囲に表明すること。
自己主張する勇気を持つこと。
自分を主張することは人権です。
自己の思いを大切に、無理をせず、自分に優しく、かつ、人に優しく接することが大切だと思います。
自分が好きでもない人と、押しの弱さから付き合っても、自分が傷つくだけです。
相手に疑問意識、疑惑を感じるのであれば、相手の押しの強さに負けず、断ることも大切です。
お付き合いの申し出を受けた時は、断る選択肢、権利があるのです。
無理をして、情に流され、相手の要望に合わせることは優しさではなく。
自分を大切にしていないことにつながります。
自分の気持ちに正直に振る舞うこと。
これが、優しさの基本ではないでしょうか。