自己犠牲と怠惰・他者優先の問題
他者を優先し過ぎ、自分のことは出来なくなる、一見怠惰とも思われる問題
人のこととなると一生懸命に何かするのに、自分のこととなるとサボってしまう。
自分のするべきこと、成すべきことを後回しにして、疲れ果てるまで他者を優先する。
自己犠牲と怠惰の問題です。
他者を優先しすぎて、いろいろとやりすぎて、自分のことが出来なくなるほど、エネルギーが消耗した状態になっているのです。
一見怠惰に見えますが、他者を優先した、自己犠牲の結果です。
自分を後回しにして、他者を優先する。
これは当然、自分を大切に出来ていないことになります。
(注:この他者とは子供ではなく、子育てのことでもありません、本当に他人の為です)。
では、なぜ、自分を後回しにして他者を優先するのでしょうか?
考えられることは、以下、3点。
・他者を優先すべきという頑固な思い込みがある
・他者の頼み事を断れず、他者を優先してしまう
・他者を優先すること 何かをしあげることに自己価値を感じる
いずれにしても、自分のするべきことが出来ない状態になってまで、他者を優先すべきか、考える必要があるでしょう。
自分を大切にするとは何か?
他者を優先することなく、自分を大切にして、まずは自分がするべきこと、成すべきことを行う。
それには、他者を優先して、疲れ果て、自分のことは、何も出来ない状態になってしまう、自分との決別が必要です。
また、これとは逆のパターン。
他者を優先してかつ、自分のことも完璧に行おうとするパターンもありますが、他者のことで精一杯なのに、自分のことを完璧にすることじたい無理です。
そもそも、なぜ、他者優先・自己犠牲なのか。
よくよく、考えてください。