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脳機能は変わり嗜好と価値観も変わる(1年間のひきこもり経験後)

不安からはじまり1年間ひきこもり・脳機能嗜好価値観が変わった私の経験

脳が変わることなどあるのでしょうか。
あると思います。
認知症等における脳の変形、そして、脳の機能も変わります。

さて、今から5年前の48歳時、私は主に経済的に不安が高まり、強迫的にお金の不安ばかり考え続け、ついには、1日中不安を身体に感じ続け、1年間程、動けない状態になりました。
それだけ凄まじいダメージを、脳と体は受けたのでしょう。

この48歳時の経験を境に、私の脳機能は少し変わり、同時に嗜好(好み)、価値観も変わったと思います。

特段、病気を気に何かを悟ったわけではありません。

48歳以前はバラエティ番組等も笑いながら見ていましたが、今は見る気もしません。
何がおもしろいのかよく分からないのです。
また、番組中流れる、過剰な効果音、若い女性のかん高い笑い声を聞くのも苦手です。
もともとの聴覚過敏が強くなったのでしょう。

おそらく、1年間近く寝込んでいた為に、脳機能のどこかが変わり、バラエティ番組を楽しく見ることが出来なくなってしまったのでしょう。

こう考えると、脳とは不思議なものです。
今まで興味のあった様々なことを、いっぺん興味を失うのですから。

これは、脳機能が変わったことにより、嗜好、価値観が変わった。

さて、脳機能と書いていますが、実際に自分の脳の、どの部分の機能が変わったのかは分かりません。
しかし、興味の対象が変わったことは事実です。

48歳時、寝込むまでの不安を感じ続けなければ、この興味の対象の変化は起こらなかったでしょう。

今、私が興味のあることは、よく見るテレビ番組は、脳科学、心理、人の人生、哲学。
他者から見たら、おもしろみのない事と思われるかもしれません。
5年前の私も、この種の番組はまったく興味がなく、一切見ませんでした。

しかし、変わったのです。
不安感から寝込んでしまった経験より意識的に、嗜好、価値観が変わったのではなく。
脳が勝手に変わってしまったのです。

理由は分かりません。
しかし、今、私が興味を持っていることは、心理カウンセラーの学びとして大切なことだと思います。

48歳時、不安から1年間寝込んでしまった体験(ひきこもった)は、私の成長のために、必然の経験をしたのだと考えるようにしています。

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