受け賜わっていない心理カウンセリングの詳細
心理カウンセリングにおいて、受け賜わっていない相談内容と理由について
1.年齢制限について(35歳以上の方のカウンセリング)
私は心理カウンセリングの展開の重要点の1つに、心理カウンセラーとご相談者の相性を考えています。
相性とは性格の側面の影響もありますが感覚的な側面もあります。
時代感覚、テクノロジー進化との同調よりの感覚、年齢による感覚等、様々です。
心理カウンセラーとしての私は、カウンセリングを展開することにおいては、これら相性も重要と認識しており、年齢制限を設けさせて頂いております。
尚、私がカウンセリングの基本である、傾聴のみを受け賜わるカウンセラーであれば、カウンセリングにおける年齢制限を設けることは不要と考えますが、少なくとも多少のアドバイス、助言、提案を行うにおいては、時代感覚等考慮することも重要と考えています。
あまりも感覚が違い過ぎると、それは、思考、行動面において現れ、私とご相談者様が分かり合えない関係性なることを避けたいと強く思っているからです。
心理オフィスステラでは、35歳以上の方を対象として、カウンセリングを受け賜わっております。
2.子供の年齢を問わず、親の子供に対する悩み相談全て
上記理由については、ご予約・料金・時間のページから、親子カウンセリングの難しさのページへのリンクにて詳細を記載しております。
簡潔に書くと、私は子育ての経験がありません。
それだけです。
3.親に対する、子供時の養育批判のみの話し
この理由に関しても、ご予約・料金・時間のページから、親の養育批判追及のページへのリンクにて詳細を記載しております。
子供時の養育批判のみの話しを受け賜わることは、ご相談者様の親への憎しみを増すことにつながりかねず、悩みの相談の場にそぐわないと考えています。
もちろん、親への怒り、憎しみ、批判をぶちまけた後、冷静に自己を分析するモードに入る可能性もありますが、諸刃の剣です。
私としては、カウンセリングを受け賜わることに対して、慎重に対応したいと考えています。
4.強い執着、つきまとい、搾取行為を行い、言っても無駄な親の問題相談
あまり使いたくない言葉ですが、子供に対する強い執着、つきまとい、搾取行為、支配欲を満たしたい親は、毒親です。
しかし、その毒親は私との関係性においては他人です。
この他人の意味は、親本人が自己の異常性を認識、それに対して歪みを修正したいとの、親からのカウンセリングの依頼でなければ、問題解決にはつながらないでしょう。
目の前のご相談者様の抱えるお悩みは、受け賜われる範疇内でカウンセリングを受け賜わりますが、問題を自覚しない親という他人を変える為のカウンセリングは、私には行う能力がありません。
また、反狂人の親に、まともな言葉も届かないでしょう。
毒親からは逃げるが一番。それでも追って来るでしょうか?
追って来るかもしれません。
私には対処、対応法がないのです。
5.恋愛相談・パートナーの特定のことばかり考えてしまう執着、悩み相談
恋愛相談については、男性の方については、同性のカウンセラーとして受け賜われると思いますが、女性の方については、悩み過ぎの結果、あまりにも混乱状態の場合は、受け賜わることが難しいです。
最大の理由は、脳差です。
男性は左脳優先で考え込む特徴がありますが、女性は左脳と右脳を結ぶ脳梁の太さが男性よりも太く、思考と感情の混乱状態に陥られることがあります。
したがって、女性の方も少し落ち着いた状態でしたら、恋愛相談のカウンセリングを受け賜われますが、混乱状態の場合は、私ではお役に立てないと思います。
6.非行・暴力・DV・夫婦間のモラハラ(広範な支援が必要なため)
私1人で、非行、暴力等の悩み相談に対応出来るものではありません。
ご相談者様の怪我、命にも関わる問題、行政に相談してください。
7.社会的ひきこもり(実経験がありません。また広範な支援が必要と考えます)
私は社会からひきこもった経験がありません。
家に閉じ込まざるを得なかった経験は、53歳時、僻地にて1年間経験していますが・・・。
また、社会に身を置きながらも、心をずっと閉ざしてきた、心理的ひきこもりの経験も20年以上あります。
しかし、自ら社会からひきこもった経験はないのです。
それゆえ、その辛さは想像が難しく、感覚的に分からないのです。
さて、社会的ひきこもりの悩み相談は、社会復帰等を目指されてのご相談と思います。
これには広範囲な支援が必要です。
私1人の力では、お話しは伺えても、社会復帰等の目的を果たす為のお役には立たないでしょう。
心理カウンセラーではなく、1人の人間として、私が私の立場を変えれば、いろいろとお話しを聞けるとは思いますが、それはそれで、心理カウンセリングとは程遠いものになると思います。
8.強固な自己否定の悩み相談
強固な自己否定。
私は軽度の強迫性障害を経験していますが(脳機能の問題)、日々、自己否定に苦しむ経験はしておりません。
なぜ、そこまで、自己否定が強いのか、お話しをお伺いしても、解決に至るには、私の能力では難しく感じます。
おそらく、脳が自己否定を強くするようになっているのでしょうが、病気ではありません。
常に自己否定を日々し続けると、自己否定をする事が常となる脳となります。
その脳を改善するのですから、相当な時間がかかると思われます。
私が強迫性障害をある程度改善出来たことと同じ程度の時間かもしれません。
私には出来ないカウンセリングですが、私よりも優秀なカウンセラーは多々おられます。
絶望しないでください。
9.コミュニケーションが全く取れない方。カウンセリングは対話です。
心理カウンセラーは対話を通して、ご相談者様を理解します。
したがって、お話しが出来ない、コミュニケーションが全く取れない方のカウンセリングは、私には出来ません。
場面緘黙症という疾患名がありますが、カウンセリングではなく、精神科の先生の方が対応出来るかもしれません。
もし、カウンセリングを希望されるなら、メールか、チャット等、文字のやり取りでされる方が良いかもしれませんが、私は面談か電話、この2つのツールのみでカウンセリングを受け賜わっています。
10.自傷、他傷に関する内容の相談
私には経験がないのと同時に、そこまで重たい責任を果たすカウンセリングは能力上出来ません。
それに、他傷に関して、その実行性を感じた場合、カウンセラーの倫理規定上、警察に連絡しなければなりません。
このようなことは行いたくありません。
11.精神疾患、〇〇病、〇〇症、〇〇障害に関する相談内容全て(発達障害含む)
心の病気(精神疾患、障がい等)は、福祉、医療の分野です。
開業心理カウンセラーの私では、知識、能力共に不足しています。
また、私はどの機関とも連携していません。
さて、精神科に通われている方が、その治療のための相談ではなく、別内容の相談であったとしても、結論としては、その相談内容が精神科に通われている状態に直結している原因であることは多々あります。
精神科に通われている方は、多々の薬を処方され、心の安定を図っておられる方も多くいらっしゃると思います。
しかし、心理カウンセリングとなると、過去の話し等、親子関係からお伺いしなければならないことも多く、過去の嫌な事を思い出す等、薬の効果で安定している心の状態を、破綻させてしまうかもしれません。
したがって、精神科(医師)に治療中の方の相談は受け賜われないのです。
精神科の治療の邪魔になるリスクが高過ぎるのです。
また、強迫性障害については、私も経験しており、お話しの内容は理解出来ます。
しかし、私はまだ完全にこの疾患を克服したとは感じていません。
そして、以前は強迫性障害の方のカウンセリングを受け賜わっていたのですが、強迫性障害と聞くだけで、私の不安感と連動してしまい、私自身が私の不安感が強くなり、強度のストレスを感じます。
したがって、自分自身を大切にする観点より、強迫性障害のカウンセリングは受け賜わらないことにしています。
12.カウンセリングの予約につきましては、カウンセリングをご希望される、ご本人様から連絡をお願いいたします。代理者様からの予約依頼は受け賜わりません
悩み、問題を抱えておられる本人が、自分の悩み、問題に取り組もうと思わない限り、前に進むことは難しいと思います。
私はご相談者様を変えよう等は思っていません。
一緒に悩み、問題について考える、サポート役です。
説教、説得等は致しません。
これは、心理カウンセリングという行為ではありません。
ご家族、ご友人様等が、悩みを抱えておられる方を、何とか改善したいというお気持ちは分かりますが、やはり、悩み、問題を抱えておられる方が、自分で一歩を踏み出すことが一番大切です。
来たくもないカウンセリングに無理やり連れて来られても、誰の利にもなりません。
13.予約時に、私の能力以上のカウンセリング相談内容と思われる場合
予約時、メール、お電話にて、簡潔にご相談内容、お話しを伺わせて頂いておりますが、その際、私の能力では問題解決に至らないと判断させて頂いた場合は、カウンセリングを控えさせて頂いております。
これは、私の能力の問題であり、ご相談者様の問題ではありません。
せっかくのご予約、ご相談者様の心を傷つけてしまうかもしれませんが、期待に応えられない、沿えないカウンセリングを受け賜わることは出来ないのです。
ご了承ください。
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