大阪人はおもしろいのか?
一般的に、大阪の人はおもしろい、ノリが軽いと言われています。
私は40年以上、大阪府民ですが、特段おもしろい人間ではありません。
また、ノリの良さもありません。
また、私の知り合いも、皆が皆、おもしろいわけではありません。
大阪人はおもしろいのか?それはなぜ?
大阪人のおもしろさ・不景気にくよくよしない商人根性
では、なぜ、大阪人はおもしろいとなるのでしょう。
おもしろい傾向はありますが・・・。
そして、誰が大阪人はおもしろいと言っているのでしょうか。
それは、メディアです。
おそらくは街頭でインタビューを行い、
放映した事実より、大阪人はおもしろいことを、証明したいようですが
しかし
1 テレビの街頭インタビュ-でおもしろいことを言うのは
目立ちたがりが多い。
目立ちたくない人は、インタビュ-を拒否する傾向があると思います。
2 おもしろいシ-ンのみ取捨選択して放送している。
情報操作です。
それでも、大阪人がおもしろい、笑いが好き、この傾向が高いのは事実です。
それはなぜか、以前テレビで見た情報ですが
もともと大阪は商売の街。
商売は時々の景気や流行によって、売り上げは左右されます。
商売をしている人も、売り上げが落ちると悩みます。
でも、悩み続けてもしかたがない。
景気を、自分中心に回復させるのは不可能です。
したがって、悩み続けるよりも、笑って楽しく日々過ごそうとなったと説明をされていました。
納得度の高い説明です。
さて、今、大阪人はおもしろい、ノリが軽い、悩みさえも、笑いに変えてしまうと、伝統の如く言われています。
ここで大切なことは
悩みに悩んだ末、悩んでもしたかない。
笑って過ごそうと悟った人と
最初から悩みに向き合わず、
笑って、楽しく、ノリの良さを打ち出す人とでは
その経緯、経験に、大きな差があるということです。
また私自身、何でも笑いに変えてしまう人と一緒にいると、しんどい。
自分の話しを理解してもらえなかったのかなぁと思ってしまいます。
大阪人がおもしろいのは伝統であり。
不景気を笑いで吹き飛ばそうとする、商売人の誇り高き根性なのです。