子供が部屋の中から大声を出す問題行動
子供が部屋の中から、大声を出していると
家族様はびっくりしますよね。
では、なぜ子供は部屋の中から大声を出すのでしょうか。
(尚、このページにおける子供とは小学生、中学生をイメージしてください)。
なぜか部屋の中から大声を出す子供の行動と心理
Index
1.自分のことを分かって欲しい
2.日中、過去の怒りを発散
3.ネットゲームに熱中興奮より
1.自分のことを分かって欲しい
子供が部屋の中から大声を出す。
この行為を、コントロール出来るような、出来ないような衝動もあると思います。
でも、その心理の根底には、
自分のことを分かって欲しい、という気持ちが強いのではないでしょうか。
大声を出して。
おそらく、その大声とは、長く言葉を発しているのではなく、短い言葉。
もしくは、「ワー」、「オー」等の叫び声ではないでしょうか。
大声を出す心理には、家族の注意をひく、注目して欲しい、気にしてほしい、分かって欲しい気持ちが
あるのではないでしょうか。
大声を出すことによって、訴えかけているのです。
そして、分かって欲しいのです。
誰に分かって欲しいか。
まずは、親でしょう。
親に振り向いて欲しい、分かって欲しい、理解して欲しいのです。
そして、求めているものが手に入らず
悲しみが、怒りへ転じているのだと思います。
具体的に何に怒っているのか、私には分かりません。
親に対して、学校、社会、どうしようもない自分に対して
様々です。
でも、分かって欲しいのです。
大声を出して、訴えているのです。
言葉にはならない
言葉で。
本当は、穏やかに話しがしたいのかもしれません。
子供の問題行動の解決策は、親子のコミュニケーション、関係性を上げること。
親からの話し合うきっかけを与えてあげることのように思います。
2.日中、過去の怒りを発散
子供が部屋から大声を出す。
もしかすると、日中に受けた出来事、それに対する、ぐっと耐えてきた、悔しさ、怒り。
そして、その日中の出来事を思い出し、怒りをこみ上げてきて、短い大声を出したり、部屋の中で物を投げたり、怒りりの発散行為をしているのかもしれません。
大人でも、日々に理不尽な悔しさがあれば、怒りを感じるも、その場では怒りを表現出来ず。
様々な場において、怒り、それに伴う、ストレスの発散をしているのではないでしょうか。
しかし、子供には、様々な場でストレスを発散する行為が出来ず。
その為、耐えた日中の場面を思い出し、怒りがこみ上げ、部屋の中で大声を出すという行為が生じるのだと思います。
怒りの発散。
健全な怒りの発散ではないかもしれませんが、部屋の中から大声を出すしか、怒りの発散の方法がないのでょう。
子供ですからね。
3.ネットゲームに熱中 興奮より
ネットゲーム等より熱中、興奮して部屋で大声を出す、叫んでしまうかもしれません。
私はネットゲームをしたことがないので、ゲームのおもしろさは分かりませんが。
ネットゲームは脳に強烈にダメージを与えることもあります。
ゲームじたいを否定しませんが、あまりにもゲームをし過ぎると
ネットゲーム依存、廃人に至ることもあるようです。
ネットゲームの文化は新しく、ネットゲーム依存治療の専門家も少ない。
ゲームはほどほどに。