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強迫性障害の心理カウンセリングを受け賜わっていない理由

強迫性障害のカウンセリングと私の心の問題

心理カウンセラーとしての私は、自己の経験を重んじて、心理カウンセリングを受け賜わっています。

〇〇症、〇〇障害、〇〇病気等、心の病気(精神疾患)といわれる治療のためのカウンセリングは受け賜わっておりません。

以前パニック障害の方のカウンセリングを1回だけ受け賜わったことがあるのですが、話しは伺えても、自分がその辛さをイメージ、感じ取ることは出来ませんでした。
知識レベルでは治し方の本も読んではいるのですが、やはり、相談内容に自分が感覚的に入ることの出来ない、カウンセリングは受け賜われない。
自己の経験を超えているのです。

さて、強迫性障害。
私は6歳から強迫性障害(軽度)の状態がずっと続いています。

したがって、強迫性障害は理解しており、ご相談者様の話しも分かるのですが、未だ私が強迫性障害を完全に完治させておりません。
(しかし、私が強迫性障害であることは、誰も分からないでしょう、ある程度は克服しているからです)。

その私が強迫性障害の方のお話しを受け賜わると、分かり過ぎることもあり、その結果、私の不安感が喚起されてしまうのです。

強迫性障害の根源は、不安であると認識しています。
強迫性障害の心理カウンセリングを受け賜わると、ご相談者様のお話しが、私の不安を喚起して、私の心もザワザワして、ストレスを感じます。

そして、何よりも抵抗があるのは、どのような悩みの相談についても大概はそうなのですが、
問題に取り組み、改善出来るのは、その悩みを抱えている本人である。
この事実です。

強迫性障害は自己との闘いです。

例えば、強迫的な思考と強迫的な行動がセットになっている場合は、まずは、強迫的な行動は一切しないことと、お伝えいたします。

これは間違っていないと思います。
でも、この言葉はあまり言いたくないのです。
強迫性障害に関して言えば・・・。

例えば、人間関係の悩みの相談でも、最終的にはいかに人と関わるか、自分を変える作業であり、これも自己との闘いですが、自分が変われば、人の反応も変わります。
人がそこに存在し、人の反応変化、レスポンスを感じ取ることにより、自分は変わってきていると体感しやすいのですが

強迫性障害は、強迫行動をしないことと言っても、結局は1人で行う作業であり、モティベーションの維持も難しく、強迫行動を行わない時の気持ちの悪さ、強迫行動をしてでも楽になりたい気持ち、この衝動を抑えることは苦しい。
私はこのことを体験を通じて知っています。

だから、自分との闘いですとは、簡単にお伝えしたくないのです。

私が強迫性障害の心理カウンセリングを受け賜わっていない理由 まとめ
1.私自身の不安が喚起され、ストレスを感じること
2.自分との闘い、この言葉をお伝えしたくないこと

以上の2点より、強迫性障害の心理カウンセリングを受け賜わることを、今は控えています。

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