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目標・夢・虚しさ・つながり

ごたわりと執着と夢と虚しさ

何回か私自身について、目標、夢がないと、生き辛いと書いたことがあります。
その通りなのですが。
いろいろと考えると、これは何を意味しているのでしょうか。

執着心でしょうか?
何に対する?

今の私は静かに、読書をしながら学ぶ、知ることに時間をかけています。
主に心理学、脳、思考に関することですが。
これら知的活動も、知らないことを知るワクワク感があります。

でも、このワクワクは、自分を外に打ち出す目標ではなく、内的なものです。
静かにワクワクしていても構わないのでしょうが・・・。

でも、やはり夢、目標と言うからには、結果が欲しい。
結果を出すためには、行動が必要です。

おそらく、私が言う、目標とは、何らかの新しい行動(準備期間を含めて)なのだと思います。

でも、なぜ、このことにこだわるのでしょうか。
また、目標がないと生き辛い、言葉を変えると虚しい。

これは、自分に対するこだわりが強いからだと思います。

例えば、子育て中の親に、あなたの人生の目標は何か?
と尋ねれば、「子供を立派に育てること」。
と答えが返ってくるのではないでしょうか。

これは、今の自分の人生、自分のためではなく、子供のために生きる、という姿勢であると思います。
自分を離れて、他者(子供)のために生きているのです。

したがって、私のように、自分が自分に課す目標がないと、生き辛い、虚しい感覚を抱かれることはないのではないでしょうか。

おそらく、私は私自身、自分の内面の充実のために生きている人間。
そして、その内面の世界を外に打ち出したい。
だからこんなにも、文字を書く。

こう考えると、私は自分自身との結びつきが強過ぎ、他の何かとの結びつきが弱いのでしょうか。

これは、今の私の抱えている問題なのかもしれません。
問題ではないかもしれないけど、もっと外の世界とかかわること。
これが、必要かも知れません。

でも、これが生まれ持っての、私の性格、気質だとしたら、どうなのだろう。
問題を抱えているのではなく、私とは、そもそも、そういう人なのかもしれません。

人は多面体。
自分でも自分のことが、よく分かりません。
人とはそういうものではないでしょうか。

さて、自分自身の目標、夢がないと生き辛いと書いてきましたが、もしかしたら、私自身、その価値観、感覚を変える時が来ているのかもしれません。

それが何か、まだ分かりませんが。

しかし、今回書いている内容のことを考えるということは、私自身、人生の転換期(内面の転換期)に差し掛かっているのかもしれません。

先ほど書いた、自分を離れ、子供のために生きる親。
とくに母親は注意しなければなりませんが、子供はいずれ自立します。
家を出ます。
「空の巣症候群」に陥らないように。

また、余計なことかもしれませんが、企業勤めの方は必ず定年があります。
定年後、どのように生きるのか。
生き方と在り方が、人生より問われるでしょう。
これも、価値観、内面の転換期かもしれません。

これは、私とはまた別の、内面の転換期ですが・・・。
子供以外の何かとの関係、会社以外との何かとの、つながりを深める時です。

人生、人、様々なのです。
何が正しい、間違っているではなく・・・。
人は、皆、独自の人生を歩むのです。

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