カウンセリングの進め方
Index:カウンセリングの進め方について
01:心理カウンセリングとは
心理オフィス ステラの心理カウンセリングは、ご相談者との言語、会話、対話を重ねて、進めていきます。心理カウンセリングとはコミュニケーションの場と、お考えください。
心理オフィス ステラでは、心理療法等の、療法治療は行っていません。
すべて、言語、会話です。
また、カウンセリングにおいては、ご予約・料金・時間のページに、「受け賜わっている相談内容」と、「受け賜わっていない相談内容」を明記しています。
ご予約時は、ご予約・料金・時間のページをお読み頂き、ご納得後、ご連絡をお願いいたします。
02:心理カウンセリングの効果
トップページに詳細を記載しておりますので、以下、箇条書きとさせて頂きます。
- 抱えている問題の整理 少しでも心が軽くなること
- 私たちを縛り、苦しめる、思い込みからの解放
- 今までとは違う、望む新しい行動の推進
- 自分を受け入れ 他者も受け入れる
- その場に応じた適切な感情表現を学ぶ
- 適切な自己主張を学ぶ
- 人との交流 コミュニケーションについて考える
- 望む人間関係を築く
- 自信の獲得(但し、様々なチャレンジを通した結果として)
- 心の問題を克服しながら、前に進む とりあえずチャレンジ
尚、心理カウンセリングの効果につきましては、抱えている問題の内容、期間、深さ、置かれている状況・環境、取り組み意欲等において個人差があります。
また正直に書くと、心理カウンセラーとの相性も重要です。
03:問題改善までに時間がかかるのか
心理カウンセリングは、問題の改善までに、時間がかかるのでしょうか。
カウンセリング予約時に、カウンセリングで悩みの解決、今の状態が良くなるためには、相当な時間がかかりますよねと、ご予約者様から聞かれます。
どうお応えしていいものか、悩みます。私は過去、10人以上の心理カウンセラーからカウンセリングを受けた経験がありますが、ずっと、カウンセリングを受けていたことは皆無です。
必要な時に、必要に応じて、カウンセリングに行きました。
もちろん、自分が成長すると、選ぶ心理カウンセラーは変わってしまうのですが・・・。
さて、もしカウンセリングに相当な時間がかかるとすると、考えられることは、次の3点です。
- 抱えている問題が相当深い
- カウンセリングが傾聴のみであり、心理カウンセラーからの発信がない
- 完全に状態が改善するまで、カウンセリングを受けなければいけないと思いこんでいる
そしてまた、再度、お話しされたい、ご相談されたいことがあれば、その時はご遠慮なく、ご予約ください。お待ちしております。
04:心理カウンセリングのすすめ方
心理オフィス ステラのカウンセリングの、会話のすすめ方について、記載いたします。
STEP 1 ・傾聴 話しを聴くこと(受容、共感)
心理カウンセリングの基本です。ご相談者様のお話しを、お気持ちを大切に伺います。なぜ、話しを聴くことがカウンセリングの基本であるのか書きますと、人は何かに悩んでカウンセリングに来られます。
そして、悩んでいる結果、様々な感情(不安、怖い、悲しい・・・)を抱かれているのです。この感情も私たちを苦しめる原因のひとつです。
ですから、その感情に寄り添う、受けとめることは、ご相談者様の気持ちの安心と安定につながり、よりご相談者様が話しやすい雰囲気をつくることにつながるのです。
また、ご相談者様によっては話しをしたこと、心理カウンセラーに話しを聴いてもらったことにより、気持ちや心の整理が出来、話すだけで心が落ち着き問題が解決する場合もあります。
STEP 2 ・質問
カウンセリングにおいて、心理カウンセラーからの質問は大変重要であると、私は考えています。まず、カウンセラーからご相談者様に質問を発しないと、カウンセリングコミュニケーションが停滞することがあります。
また、ご相談者様に質問をすることは、その質問をされた内容について、ご相談者様は考えることにつながり、ご相談者様自身の気づきを深めることにもつながります。
また、心理カウンセラー自身が問題やご相談者様を、より深く理解するために、質問を通して、ご相談者様に自己と問題を語って頂くことにより、ご相談者をより深く理解出来るのです。
STEP 3 ・問題の原因の明確化と解決に向けての提案・アドバイス
お話しを質問等を交え深く伺うにつれ、抱えておられる問題の原因が分かってきます。
何が今の状態をもたらしているか、何が原因であるのか。問題の原因が明確にされると、次は、その問題に対して、今後、どう対応するのか?
カウンセリングの焦点が変わってきます。
そして、今生じている問題に対する対策を、ご相談者とともに考えます。
また、問題解決に向け、カウンセラーよりも提案、アドバイス、お話しをさせて頂きます。
但し、提案、アドバイスもカウンセラーの経験、主観であり、それを今後の選択肢として、選択する、選択されないは、ご相談者様の権利です。
また、私の心理カウンセラーとしての経験上、問題の原因をあまりにも深堀りすると、深みにはまり、逆に混乱状態になる時もあります。
この経験を踏まえ、どこまで問題の原因を追究するのか、また、それに続く、助言、アドバイス等は、その時々、よくよく考えて、私も対応したいと考えております。
ご了承ください。
05:体感へ向けて とりあえずやってみよう
体感とはカウンセリングを通して問題の整理が出来たご相談者様が、実生活において、新たな自分を打ち出すこと、チャレンジすることによって得られるものです。
例えばある特定の人を苦手としている場合、あえてその苦手な人と自分から話しをしてみます。
すると、相手も笑顔で応対をしてくれ、苦手意識は自分が勝手に持っていたものだと体感する等。
これは現実の人との交流を通してしか得られないものです。
そして、現実社会において体感を得て、体得することが自己成長であると私は思います。
体感へ向けてとは、行動の促進を意味するのです。
もちろん、相談内容によっては、お話しを伺うだけで、問題が解決される場合もあり、カウンセリング後、行動の変化等、求められない場合もあります。
さて、心理カウンセリングについていろいろと書いてきましたが、すべて、手順通り行うわけではありません。
ご相談者様によっては、話しを聴いて欲しいことだけを希望される方もおられます。
都度、いかにカウンセリングを進めるかも、ご相談者と相談のうえ実施していきたいと思っております。